テレビ史料コレクション
アイコノスコープカメラ撮影実験時に
使用した(と思われる)紙

この紙は、不要本コーナーにあった本の
ブックカバーでした。インスピレーションが
働いて、ブックカバーをはずしてみたら、
アイコノスコープなどと書いてあったので、
びっくりした次第です。
(すごい偶然でした・・・)

”映写所”というのが良く判りませんが、旧字体
であること、アイコノスコープが使われた時代
が戦前であること、などからすると、ごく初期に
アイコノスコープ撮影の実演をしたときに、会場
入り口に貼り出していた紙ではないかと想像
しています。
なお、かなりの達筆です。
いろいろと考えてしまう一品です。

その後の調査で、アイコノスコープという名前の
投影式顕微鏡があったらしく、アイコノスコープ式
テレビカメラと関係がないと判断しています
が、もしかしたらと思いますので、そのまま掲載しています。
古本『Television Reseption』

10年ほど前、秋葉原で購入した本です。
なんと、あのアルデンネさんが書いています。

1935年(昭和10年)の出版でして、ちょうど
アレキサンドラパレスでベアードとマルコーニEMI
が競い合っていたころですね。

ちなみに、”小林蔵書”とあります。
テレビ黎明期で小林というと・・・考えてしまう
一品です。
参考になります。
CITIZEN 液晶ポケットテレビ

型式:TC-50 OJ
1986年の液晶テレビです。
今でも、ちゃんと写ります。10年位前に新品で
購入しました。

CITIZENが液晶テレビを作っていたのかあ
と思ってしまう一品です。
いま作っていたらどうなってただろうと
考えさせられます。

初期の液晶テレビでして、バックライトなしで
外部の光を使ってみることができます。
もちろん、ちゃんとバックライトもあります。

実用性というと、「?」です。
高柳健次郎 『欧米テレビジョン視察記』
ある種の報告書と思われます。自家製本のようです。

ネットの古本屋で購入しました
高柳先生が欧米のテレビ研究施設などを見学した
際の記録です。
かなり詳しい内容です。
青焼きで、昔の実験レポートみたいに図や写真が
貼り付けてありますが、大部分が?がされています。
(表表紙に入手の経緯が記載かれており、以前の持ち主
(文部省の人らしいですが)の「子供のいたずら
と思われる」とのことです)
欠落ページもありますが、第一級の資料と思います
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