1) 故障箇所の特定
分解してみます。
小さなビスが多いのでなくならないように、元に戻すとき分からなくならないように注意します。
デジカメは持っているので(Nikon FinePix・・・ピンクで気に入っている)必要ないのですが、
HardOffで500円だったので、研究用として買ってみました。
症状:電源は入る。再生は可能、撮影できない。
電源とレンズ蓋の開閉が連動していると思われるので
蓋の開閉とスイッチが上手く動作していないと考えて
分解しました。
この小さな”てこ”が蓋の開閉をカメラ内部に伝える役割のようです。
それにしても、このカメラはこの故障が多いようで、弱点のようです。
内部は部品でいっぱいです。
とても手に負えない気がしてきますが、何とかします。
この小さな部品が、位置的にみて、レンズ蓋開閉スイッチのようです。
電源を入れて、針でつついてみたら、ウイイーンと言う音と共にレンズが出ました(^_^)V。
この部品の修理は無理でしょう。
交換部品が手に入るとも思えないし、めちゃくちゃ小さいのでこの際外してしまいます。
残骸です。
もう元には戻れません。
スイッチを外付けしてみました。
レンズ蓋の隙間から電線が出ていてカッコわるいです。
やはり、元のように蓋をスライドさせたらレンズが出るようにしましょう。
2) 故障部品の取り外しと暫定対応
3) 修理
てこで内部に蓋の開閉を伝える方式はちょっと難しい気がするので、磁石とリードスイッチで代用します。写真は近くのパーツ屋で一番小さなリードスイッチです。結構、折れやすいので注意です。
蓋の裏側の一部を削って、磁石を取り付けます。
リードスイッチは、熱収縮チューブで保護しました。
このリードスイッチの置き場所が問題です。
ちょうどいい隙間で、レンズ蓋の磁石の動きをうまく捉えられる場所とは・・・。
こればっかりは実際に組み込んでトライするしかないです。
ちょうどいい場所はこの基板の隙間でした。
今のところ、問題なく動作しています。
ただ、この改造はお勧めしません。新しいのを買ったほうがいい気がします。