ダイハツ コペン
良いところ

1) ドアを閉めたときのバスッ!という音が普通車っぽい感じがする。
2) ライトが明るい(HIDなので)。Gパックと言うのをオプション設定しないとHIDは付きません。
3) キーレスエントリーを使ったとき、ハザードが点滅するので便利。Vitz初代はその機能が無かった。いまじゃ、当たり前の機能。
4) Vitzより重心が低いせいか、カーブをスイスイ走る。
5) ハンドル切ったときも、割とダイレクトに伝わる。
6) シートヒータを付けたので、まだ9月だが涼しい時に試してみた・・・。なかなか気持ちいいもんだった。
7) オープンカーのためか、暖房が強力(とくに足元)
8) マニュアルエアコンを選んで良かった・・・。前のVitzはオートエアコンだったので、勝手に強風になったり、散々だった。
9) 小物入れなどの蓋にキーロックが付いている(センターコンソールボックス、グローブボックス)。

悪いところ
1) 目線が低いせいか、速度感がある。いつの間にか、後ろにクルマが続いている・・・ことがある。年寄りみたいだ。
2) オープンでトンネルを走ると、穴の中を走っていることが良く分かる。ゴーという音もいいしヒンヤリしてるのも分かる。ちょっと、気持ち悪いけど。トンネルの壁って心霊模様のようなのがいっぱいある。
内装
外観

コペンを買いました。
発売されて4年。
どうして今頃なんでしょう。実は、発売されてすぐ、コペンに試乗したんです。社会人になったばかりのとき。
あの時は、軽で150万位する、当時の感覚では非常識な価格でした。
今では生活も落ち着いて、買ってみようかナと思って試乗。購入を決心しました。
軽自動車だけあって、随分小さい気がします。実用性もなし。
でも、オープンにしたときの開放感はとてもいいものです。

先の見えない日本経済。世の中の暗い雰囲気を少しでも変えられたら・・・・。そんな気持ちで乗ってます。

アンテナがかわいい。根元がネジに
なっていて、すぐ外せます。
でも、いたずらされそうで心配です。

エンジン等

ブレーキランプも凝ってます。

排気管は2本出てます。
途中で分岐してるだけ?

エンジンを始動したときの音がいい。アイドリング時の振動もブルブルしていていい。
正直いって、1LのVitzよりずっと加速がいい。ターボのおかげか。2500回転あたりから、ググッ!と利き始める。で、クラッチを踏むと「プシュー!」と過給された空気が抜ける音がする。上り坂で5速に入れた状態でどんどん加速していく。Vitzでは4速に入れるか3速に入れないと100km/hを維持できない。そのときのエンジン回転数は3000rpmから4000rpm。Copenはそのような低回転数でも十分なトルクが出ていると考えられる。
実際、2000rpmで最大トルク11.2kg・m(3200rpm)の9割をたたき出すとカタログに書いてあった。さすが。ちなみに、ビートは6.1kg・m(7000rpm)、カプチーノは8.7kg・m(4000rpm)です。
ただし、信号待ちから発進するときエンストすることがあるので、そういう意味の低速トルクはVitzの方があるんでしょう。
ここは1Lと0.66Lの差ですな。

サイドブレーキの先端とシフトノブが
接近している。
シフトフィールは節度がある。
ストロークは長め?
銀色のボールのようなシフトノブが
特徴的。
シフトを操作した時、Vitzだと外で音を
聞いているとガチャガチャと聞こえるが
Copenは音がしない!

ルームランプ。かなり暗い。
その割にすごくカバーが熱くなる。
ワイパーのスイッチ。
白字でLoとかHiとかあるが、印刷が
安っぽく、もう少し凝ってほしかった。
メータは右から水温計/燃料計
速度計、そして回転計(タコメータ)
速度計は140kmまでしか刻んでない。
タコメータは8500rpmからレッドゾーン。
最近、タコメータを見ていて分かったこと。
普段は3000rpmくらいまでしか回さないのね。
運転席まわり。こんなにシートを
前に出さないとクラッチに足が届かない(T_T)。
随分ぎっしり詰まった感じのするエンジンルーム。エンジンは660ccDOHC横置き4気筒16Valve だそうです。
一気筒当たり165ccです。
ちなみに、右はVitzのエンジンルームの写真です。
総合評価
動力性能
VitzよりもパワーのあるCopen。ノンターボ1.0LのVitzと比べると、排気量1.3L位のエンジンのパワーを持っている印象がある。
ただ、これが世に言うドッカンターボなのか、表現しにくいが、どこか、牧歌的なVitzとくらべて、戦時仕様みたいな感じがしてならない。
しかし、軽自動車という日本独自の文化が産み落とした産物というんだろうか。不思議なクルマではある。
ついでに言うと、まだ正確に測ってないが、すごく燃費が悪い気がする(1Lあたり12kmくらい?)。

外観
オープン時のCopenはすごくカッコイイと思う。駐車場にとめて、いろんな角度から眺めて、なでてしまう。これはミニカーマニアの方の
楽しみ方に近いんだろうか。縮尺1:1のミニカーである。まさに、男のホビー。100点。

乗り心地
この手のクルマにそんなものを求めちゃいけないのかもしれんが、あまり、ゴソゴソ動けない。チャイルドシートみたいなシートなのだ。
結構、ゴツゴツした感じの足回り。初代Vitzは”ふわふわ”だったんで、びっくり。
(初代Vitzは特に”ふわふわ”な乗り心地のようです。マイナーチェンジ後のVitzに乗ったことがありますが、ゴツゴツした乗り心地になってました)



総合評価
ずばり、Vitzが楽チン。よく考えて作ってあります。日常生活ではホントすばらしいです。
でも、男のホビーを追求する私としては、Copen的なクルマはとても大切。
何にも載らないCopen。Vitzがなくなるとどうなっちゃうんでしょうか。ラジコン飛行機を運ぶのはCopenでは無理。
新しい悩みが出来てしまいました。
オープンにして、助手席に乗せるしかないけど、いかにも「遊んでます」という外見になるし・・・。
良いところ
1) Vitzより重心が低いせいか、カーブをスイスイ走る。
2) ハンドル切ったときも、割とダイレクトに伝わる。
3) 加速はずっと良好
4) 視認性はすごく良好。
5) いろんな料金が安い(軽自動車だから)

悪いところ
1) 目線が低いせいか、速度感がある。いつの間にか、後ろにクルマが続いている・・・ことがある。年寄りみたいだ。
2) カーブのきつい登りでは一度エンジンの回転が落ちると思いのほかトルクが低下するので、常に高回転を維持しないといけない。
3) 気のせいかもしれないが、後ろにピッタリ付かれることが多い。
4) オープンの状態では路面の凹凸によって車体がビリビリッと振動する。ハンドルもビリビリッと振動する。クローズではさほどでもないのだが。
   これは剛性の不足なんでしょうかね。
5) 車高が低いせいもあるが、道路のちょっとした落下物(木片など)が飛んでくるんじゃないかと心配になる。
   (以前、友人がバイクに乗っていて、クルマに踏まれた亀がタイヤでツルッ!と弾かれて飛んできたことがあると言っていた)

追加(2007.7)
6)給油口の蓋が開かなくなるトラブルあり(ケーブルの調整が必要になることが、たまにあるらしい。怖い。どうやって給油するの?)
7)窓が曇る。特に冬。
8)ウインカーのノブの操作性が悪い。引っかかりがある。
9)キーレスエントリーのドアオープンボタンを長押しするとトランクが開く機能がある。ドアが開かないのにトランクだけが開く事がある。
  キーレスエントリーの受信機はドアとトランクで別になっているようだ。
10)夏場に炎天下駐車していると、シフトノブ(金属製)が熱くて触れない状態に。
11)シートベルトがスムーズに出てこない。またスムーズに収納されない。引っかかりがある。
12)エアコンが弱い(気がする)。

走り

全体的に丸みを帯びたデザインで、横から見た時、前後が対称な形になっているようです。
Vitzはたくさん走っている車なので、駐車場で間違えることがありますが、コペンは数が少ないので間違えないのがいいところ。

私のコペンの色はダークグリーンマイカです。
候補として、レッド、ホワイト等を考えましたが、落ち着いた色がいいので。
コンビニの駐車場で缶コーヒーを飲みながらクルマを見ていて思ったんですが、ダークグリーンマイカと軽自動車の黄色ナンバープレートが合うんです。
それに、この色なら冠婚葬祭OKですし。気に入ってます。

Daihatsu Copen

ペダルの配置。
各ペダルは間隔が設けてある。
Vitzと比較して違和感はない。
踏んだ感覚としては、悪くないと思う。
軽自動車特有のオモチャ感覚も
ない。クラッチはフットレストが設けてある。

トランク。オープン時には屋根を
格納するため、荷物の積載は殆ど無理。

オープン時にはシートの後ろ側に隙間ができる。
その隙間を埋めるカバー(オープニングカバー)が
オプションで設定されている。
ちなみに、カバーの着脱は自動では行われない。
ちょっと手間がかかる作業である。
カバーをつけていると、信号待ちの時間に自動で
クローズ(屋根を出す)するのは無理なので、ちょっと面倒。

トランクを支えるステーとオープン機構。
華奢だなあ・・・。

標準で付いてくるアルミホイール。
これで十分。タイヤは扁平タイヤ。
どんな走りか楽しみです!!

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斜めに入った”Copen”のロゴが
すごくいいですね。

比較のために、以前試乗したMGFの運転席周りです。
シフトレバーのストロークは意外と長いですね。
やはりCopenより広い感じがします。

越前海岸にて

燃費について

2007年7月の段階で、平均燃費(車としての生涯燃費)は15.1[km/L]です。

初めは燃費がリッター当たり10キロ程度だったので、燃費の悪さにショックを受けましたが、その後、じりじりと良くなって、
最近では15キロを上回っております。
私は以前から、ガソリンを給油する際にオドメータの数字と給油量を記録しております。この燃費データはその点で正確と
考えます。コペンを購入されるかたは参考にされるといいと思います。
気になるのは、走行距離が3000km位まではどうして燃費がこうも悪いのかです。慣らし運転期間なのでしょうか。
最近、少し燃費が下向いているのは、エアコンのせい(コペンでは初めての夏です。)だと思います。

2009年4月の段階で、平均燃費(車としての生涯燃費)は14.8[km/L]程度です。
(2009年4月 追加)